ピンクブルボン
その名の通りピンク色に熟す
ブルボン種のコーヒーで
非常に稀少なコーヒーです。
コロンビア南西部のアンデス地域に位置するウィラは、
様々な酸味が複雑に且つマイルドなボディとの
バランスの取れたコーヒーが特徴です。
サンアグスティンやイキィラ、アセベド、ラ・アルジェンティーナ、サン・イシドロなど
多くの有名産地を有するウィラ県ですが、
中でもピタリト地区は“MacizoColombiano”と呼ばれる肥沃な土壌、
高い標高と豊富な降雨量が産みだす特殊気候は
コーヒーに最適な栽培環境・地域として有名です。
ピンクブルボン品種は突然変異または自然交配である可能性があります。
しかし葉の錆病に非常に強いことからブルボン品種系である事を疑う者もいます。
ブルボン品種は葉の錆病に非常に敏感なのです。
さらにその味もブルボン品種系とは全く異なり、
ゲイシャ品種に非常に似ています。
同じ農園に植えられたゲイシャ品種以上のフレーバーを出すこともあります。
パッションフルーツやレモン、紅茶、ジャスミンを思わせ
ジューシーであり、口あたりのよいコーヒーです。
ちょっとお高いが是非口にしていただきたい逸品です。